TEAMの多くのメンバーが出場した、東京都技術選手権が終わりました。
今年は3名が「ステップアップ賞」を頂けたようです。
決勝進出など新しい経験ができた方おめでとうございました。
また、残念だった方も一つの通過点としてまた一緒に頑張りましょう。
また、利修さん、この度ももありがとうございました。
新谷コーチは直前まで一日も練習をさせてあげる事ができずにいましたので、今回の予選通過を通過点とし、今後は練習を本格的に行って、全日本に向けてガンバらせます。
それにしても随分参加者が減ってしまいました・・・
私は、この大会、スキー場、運営サイド、両方に何か足りないものがあるのではないかと心配しております。
例えば、
①不整地種目・・・危険な事が解っているのにスタート地点を下げない…特に女子については「拷問」に等しく、上位選手でさえも恐怖心無くして滑る事ができない。
なんで参加者サイドをあんな気持ちにさせなければならないのか疑問に感じました。
この時期の大会ですから、不整地種目の練習が十分にできている方も少なく、実際、車山のあの斜面だって、石だらけで事前に練習はできません。
②公式掲示板に「危険なのでインスペクションを行います」とあったので、
コーチとして手伝おうと思いコートに入ろうとしましたが、
一般常識としてありあない口調で
「関係者以外は出ろ!」となじられてしまいました。
アルペンのレースでも「コーチの皆さまのご協力をお願いします」というのに慣れていましたし、コーチがコースの整備をして誰に不公平になるわけもなく、何を勘違いして上から目線になってしまっているのか驚きました。
また、今時どこの誰に対してそのような口調でものを申す事ができるのか?
そういった立場の人のレベルの低さにそうした人が公益法人で業務をしても良いのか?
新しい公益法人になるに際して、そういった指導がある事など知らないのでしょうか…
③スキー場に対しては、以下ほんの一例ですが、
滑走時間が限られた大会前日の日、一部のリフトの始業が一部降雪のため遅れました。
そこにいた選手と関係者よりも遅い時間に出社するリフトスタッフと会社の体質…そうなる事は判っているのだからもう30分早く来て雪かきくらいすればよいと思うのですが…
サービスの質に関係なく行かなければいけない参加者達がかわいそうに感じました。スキー場に対して主催者は「最大限のご協力を頂き」とありましたが、他の小さな大会に対してもっと親切なサービスを行っているスキー場は他にも沢山あります。
そこに居る関係者は皆、スキーを愛する気持ちを持って、多くの事に耐えながら、こういった時代を、何とか乗り切ろうとしています。
これでは、今新しく技術選の興味を持ってくれそうな若者たちに、
「技術選に挑戦してみては?」と勧める事はできません。
「もう技術選なんて…」
「車山なんて…」
今スキーをしている誰にもそのようには感じて欲しくありません。
本当はとても魅力にあるスポーツなので…