2013年10月05日

☆FISグラススキー世界選手権 スーパーコンビ☆

自分的記録を残しておくために書いています



大会
2
日目はスーパーコンビでした。
昨日は銀メダル・・・・

勿論金メダルを狙っていました。

スーパーコンビという種目は2本目のSLが大きく結果に影響します。
2
本目が全てと言っても過言ではありません。

この日の私の作戦は2本目での逆転勝ち。
でした。

しかし、コースの難易度が低いため
スーパーGで離され過ぎると逆転が難しいという現実がありました。

この日の最大のライバルはやはり昨日優勝のバーバラ。

1
本目、バーバラが先にスタート。
私は3番スタート。

私は基本的には周りの選手の滑りを見ることはあまりないので、この日も前の2人がどうやって滑ったのかは見ていませんでした。

私はスーパーGを特に大きな失敗をせずゴール

タイムはバーバラから0.4秒遅れ・・・

掲示板を見た時には
0.4  いける」

と思いました。

後はSLのスタートまでどう過ごすか。

でも後から聞いた話ですが、飛鳥井コーチは04秒だとギリギリ・・・・
マズイかも
と思っていたようです


SLのトレーニングでは目を伺うようなセットが立ちました。
インターバルが狭く、ふり幅も少ない、
細か真っ直ぐなセットでした。

ここまでスーパーG 2本で、ここにきてSLなので、このアップゲートでスキーの操作の方法をいっきに変える必要がありました。

結果的にですが、目を疑うようだった細か真っ直ぐのアップゲートは、
私にとって非常に良い練習になりました。

2本のアップで体は動いたし、調子は良かったと思います。


そして迎えた2本目。
飛鳥井コーチからの支持はフルアタック。
私もそう思っていました。

私がフルで行って、バーバラにプレッシャーをかけます。
私はフルで滑りました。
これでダメだったらもうしょうがない・・・・

大きなミスなくゴール。

 

後は1本目1位のバーバラを待ちます。

バーバラはコース終盤過ぎで大きく失敗、

 

 

勝った!!!!!

 

人生で初めて世界選手権での金メダルをとった瞬間、

今まで味わったことのない感覚でした。

何て表現して良いのか分かりませんが、とにかく人生で一番うれしい瞬間でした。

 

この日のために今までグラススキーをやってきた。

この日が来て良かった。

 

そう思いました。

 

 

 

この日の夜、シュピンカ先生が電話をくれました。

「最初の金メダルが一番大事。あとはどうでもいい。」

なんて言っていて、その時は笑っていましたが今になってその言葉の意味が少し分かる気がしています。

 


何年も金メダルが取れなくて、やってもやってもダメで、

でも諦めきれなくて、

年甲斐もなく夢追いかけて、

沢山の人に迷惑かけて、お世話になって、

本当に私を支えてくれた方々に感謝です。

ありがとうございました