最新のグラススキーの滑り…動画検証
起世選手GS
http://www.facebook.com/video/video.php?v=211115608928144
GSでは、従来と比べても、長く谷脚を使う事ができる性能のスキーに乗っている事が良く解る。
外脚がおしりの下に戻り、更に逆サイドに抜けていく様子が解る。
従来のグラススキーではこの部分をオートメーションで行う事ができなかったが、
バランスの良いガードの取り付けにより、スキーが適度にたわみ、エッジグリップが適切だから、
可能となっている。
下に載っている飛鳥井コーチの昨年の夏の滑りと比べると、最後まで外スキーでターンをしているのが良く解る。
起世選手SL
http://www.facebook.com/video/video.php?v=211114498928255
この映像は最近登場済の映像だが、下の飛鳥井コーチの滑りと比べるのに解りやすいと思い再度載せました。
最後まで外スキーの操作でターンをしながら、状態だけはf-るラインをキープして、脚だけの操作で上半身の安定を生んでいる。
これは上半身が動いていないのではなく、次のゲートに早く向けているので、本人の感覚としては必死に動いている。ここが非常に理解の難しい所。
飛鳥井コーチSL
http://www.facebook.com/video/video.php?v=211099545596417
最後に飛鳥井コーチの滑り。
昨年、まだグラススキー用具のグリップが不十分な頃の滑りなので、初めから外脚だけに頼るつもりはなく、角度が浅く横滑りの可能性が少ないうちに、内スキーを早めに使い次の外スキーにつなげている。
「スケーティング的な要素」が強い滑りです。
今期以降のグラススキーではこういった滑りをする必要はなくなるし、冬のスキーのトレーニングとして行うのであれば、そのあたりを気をつけていきたい。
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