スキー塾DLWHでは今週月曜日より、菅平高原にてゲート練習を開始しました。各地のコーチの皆様、練習をしたい皆様、最高のゲレンデが待っています。是非ご一緒しましょう。ご連絡をお待ちしております。担当新谷 yukiyo@dlwh.jp
さて、オーストリアでは、国立スキー専門中学校の校舎を訪問させていただきました。もろもろの経験や、刺激に…そして、スポーツを通じた友情は、如何程に大きいのか…
大切なことは、スキーで競い合うこと…
そして、人生を逞しく生きるエネルギーを得ること…
朝早い出発に、雪と
朝日のコントラストがきれいでした。
今回の撮影は主になおくんです。
学校に到着すると、
生徒がお出迎えをしてくれました。
最高学年で、なかなか上手だった選手です。
シュピンカ先生の授業では、
重力落下度についての、理論を勉強しながら、
具体的に何メートルの落下が何秒でその時の速度は?等と、
具体的に教科書を使い、授業が進んでいました。
若いうちから、
より専門的な分野の授業があるのは、
ドイツ語圏の特徴です。
そして、
これは、いつも飛鳥井コーチが、皆に言う、
どうして背中が丸いとだめなのか?
背中をまっすぐにすると、
どうして、力が効率的に使われるのかが
書いてある教科書です。
都合よく、この授業が行われていて、
耳が痛い選手もいたのかと思いますが、
何語で話をしているのか?
こんな風に、
学校の廊下に写真が飾られる日が来ることを…
なじみの顔が、お別れに駆けつけてくれたと思うと、
その集団にちさきちゃんが…
そうです。
ちさきちゃんは、しばらくこの学校の生徒…
授業を一緒に受けて、
同じ夢を持った違う人種と暮らしてみて、
いろいろなことを感じてほしいのです。
車からの画像…
いよいよお別れです。
いつの間にか全校生徒が…
こうたろうくんが言いました。
「ヒーローになったみたいだ…」
「とっくにヒーローだったと思うんだけど…」
ここではだれもが主役であり、一緒に過ごした時間は、
実のところかけがえのない大きな意味を持った時間だったのですが…
スポーツを通じた友情は、他の何にも負けない…
私は、
そう信じていたし、これからもそう思い続けるのです、
生徒たちは、いつか私と同じような思いを、持ってくれるのだろうか…
それは、生徒たち自身の人生ですので…
シュピンカ先生のうちへ…
シュピンカ先生が、
「神」「イエスキリスト」
とあがめられていた時代のポスターと写真。
物置に行くと、
自宅には置けないトロフィーや記念品が…
新谷コーチのスペースも…
(いつも重さの関係で持ち帰ることができず…結果的にここに魂が宿っているのです。)
今回やけに気に入られていた、
なおくんは、
ここで、夏用、冬用のそれぞれのブーツをいただきました。
なおくんも、
まりのちゃんも、
シュピンカ先生とは、ほとんど会話をしていませんが、
スポーツを通じた一生懸命な気持ちや、
その人間性は、
たしかに、伝わっていたようでした。
自分が若いころ…
ただひたすら、言葉を交わせることもなく、ひたすらに、こちらで、
何かを得ようと、練習をしていた時のことを少し思い出させてくれました。
そして、お別れ…
珍しく、
「またすぐに来なさい・・・」
等と口走っていました。
「またすぐに逢うよ…」