飛鳥井 匠哉のブログ

リリアンフェルトと共に…⑧

 リリアンフェルト…
それはその昔、世界で一番最初にスキーが始まった所です。由緒あるその地に、国立スキー専門中学リリアンフェルト校があります。TEAM DLWHの選手達…短期留学に挑戦中です。





今日は、トゥアナウでGSの集中練習。とにかく朝から晩までGSだけを集中的にやりました。



この子たちのクラスで…



知沙樹選手は、ふたつ上のグループで旗つきのゲート…
しかしながら、掘れもきつくて苦戦…



尚選手と、まりの選手は、ブラシの補助ゲートを目印に、
タイミングとライン取りの練習もしました。
ブラシくらいはどこの練習でも使うと思いますが、
その場所とタイミングに、新しい発見がありました。
TEAMDLWHの練習にも取り入れたいと思います。




前日は、初めてのオフ…
昼間のザルツブルグへ…
そして、ザルツブルガーノッケルを食べました。メレンゲを時間をかけて焼いた名物お菓子です。
中は柔らかく、そして、ジャムの上に乗っていますが、私はこのジャムがすっぱくて今は苦手です…
選手の頃はいつも疲れていて、このすっぱさが、好きでした…



ほんとに大きい。



ザルツブルグは、私が過去に行かせていただいた観光地の中で、ベニス、ウィーン、プラハと並ぶ、最も好きな場所の一つです。
こうした場所で、文化に触れて、そうした心が、スポーツに…人生に…子供達も役に立ててくれると信じています。



城にのぼり、難攻不落のザルツブルグ城を見学して、ザルツブルグ城下町を一望…
私が最も恐れていた急こう配…案内するのも一苦労…もう二度と鍛えないと誓っていましたが、やっぱりトレーニングは必要か…トレーニング道具は全て捨ててしまいましたが…



この人は宙に浮いていました。



夜は、ヨセフ家の町「クッヒル」でクリスマスマーケット…

子供はクランプスごっこ…



疲れを知らない元気な子供達に…私は衰えを感じている場合ではなかったようでした…



リリアンフェルトと共に…⑦

 

今回も、このファミリーに、クランプス祭りに連れて行ってもらいました。
私達のスケジュールに合わせて、どの村でいつ開催されているか調べてくれて、
少し遠くてもそこまで連れて行ってくれます。


入り口で寄付を払います。
最近ではサービス精神旺盛なクランプスが、記念撮影に応じてくれます。



パレードが始まります。
各地の勇敢なクランプス達が、TEAMの名前を持って、練り歩きます。



クランプスにも地域により特色があるようです。



セントニコラウスから何かをもらおうとしています。


頂き上手な尚選手。





クランプスは何で怖いかというと、とにかくでかいんです。



勇猛果敢に握手に成功。
異文化に触れた夜でした。
さて、
あなたも、本場オーストリアのスキーテクニックに触れてみよう。
今までいろいろ試したけど効果がなかったという方こそチャンスです。

http://blog-asukai.dlwh.jp/?cid=3
スキー塾DLWH、今年も内容充実で一生懸命に皆さまの上達のお手伝いをさせていただきますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。
「体験レッスン」も受付中です。
レッスン料が大幅にお得になるメンバーも募集中です。
皆様良い一日を…



リリアンフェルトと共に…⑥

 
リフト券を備え付けの端末にあてると、
各自何回リフトに乗ったか?
何Km滑ったかが解ります。
私は、ゲートの準備や、何かで、選手達よりは滑っていないのですが、
12回のリフトで27km滑ったようです。
オーストリアでの練習は、こういった距離を滑る中で効率よく行う事ができます。

お昼になると、
普段は小食な選手達も、すごい勢いで食べに入ります。
それとも、随分と食べるようになったのか…?
ちょっと前までは、食事の量が少ないと指摘されていたのがうそのように、
「もう食べなくてもいいよ…」というくらい食べるようになりました。
これは、ニョッキをチーズでからませてフライパンでいためた名物料理です。

これも同じような料理ですが、
キャベツもおいしかったです。

「勉強なんかしてないでテレビ見なさい!」
「スーパーG がやっているから!」
「ほらボディーミラーが優勝したの見たの?」
「ハーネスライケルトの滑りどうだった?」

等と、到底選手よりもこちらの生活に夢中なコーチは、
優等生たちを相手に、別な意味で苦戦中です。


これは、ケーゼクライナー ミット ポメス
チーズ入りソーセイジ と フライドポテト
なぜか2名の優等生は、食事はこのようなフードが好きです。



今日の夕食は、私が作りました。
ツビーベルローストブラテン、チーズパスタ、グリーンサラダ、です。
(牛肉ステーキ、アメ色玉ねぎソース)
肉が固かったのが反省です。

次はクランプス祭りの模様です。

リリエンフェルトと共に…⑤

 練習終了後、ザルツブルグのクリスマスマーケットに出かけました。
経験が大切なので、バスを利用しました。
バス停にて…

バスの中で・・


城外のバス停に到着


城壁が重なる城内へ…
全てお店になっていて華やかです。


クリスマスマーケットに到着


ありとあらゆるものと美味しい食事があふれています。


ホットチョコレート、ハイセスショコラーデも人気です。
ミルクで割ったものと、
チョコレートの原液上のもの…
2つの派閥がありますが、
私は、イタリアタイプの原液が好きです。濃すぎてあまり飲めませんが…
12月のスキー塾では、これを皆さまに振舞わせていただきます。


やっと、ホーエンザルツブルグ場へ到着…
皆写真を撮りまくっていましたが写っているかは微妙です。

真っ暗ですがこれで6時30分くらいです。
今度は、最愛の人と来てください。その時に、私の事を想い出してくれたらうれしいです。

リリアンフェルトと共に…④

 国立スキー専門中学校リリアンフェルト留学中

計測器を片手に熱弁中のマルティン教官。
常に計測を行うスタイルはDLWHレーシングレッスンと同じ。
データー重視のマルティン教官です。

スタートを待つ選手達
これからGSのタイムレースです。
映像はフェイスブックからどうぞ、隣に私のFBのリンクがあります。



尚選手。膝のスタンディングが課題。ブーツを治します。



中盤のジャンプセクション、



飛ばされたか…



少しのジャンプでも怖いものです…最初は…
GSではだいたいジャンプがあるのがこちらの特徴です。



昨夜のデザート・・・
ベリーがすっぱいと不評でした…


今日のランチはピザ…
隣国イタリアにして最も共通点のないピザですが…美味しいです。

フェイスブックにて更なる情報ご用意しております。
友達リクエストください。

リリアンフェルトと共に…③

今日は、SLのタイムレースがグループ別にあり、
知沙樹選手は、当初1学年下のグループで2位に1.5秒に大差をつけて1位となり、
タイムレースの最中に、2つ上のグループに飛び級しました。
そこでは違うセットで、長いコースで、真ん中くらいのタイム、
更にシビアな練習をしましたが、
引き続き頑張って欲しいと思います。 


そこで被害を被ってしまったのは、まりの選手。
私も2つのグループをかけもちになり、一緒にコースを回れなくなってしまい、
お姉ちゃんもそばにいないので、急に元気がなくなり、
だいぶ厳しいタイムレースの結果となってしまいました。

尚選手は、マイペースでがんばっていますが、SLの経験が周囲と比べて圧倒的に少なく、
どんどん経験を積んでもらいたい感じです。
ビデオでフォームの研究をして、
タイムを計って練習をすれば、自ずと上達の道をたどります。



この連続写真から、解ればよいのですが、インターバルMax9mのセットが難しさを助長しています。
オーストリアでは、K1で9m K2で10mのMaxの狭いセットが今季からルール化されていて、Jrまでの成長の方策としています。
狭くて振りのキツイSLは、上達を助けます。
DLWHの練習でもMax11mくらいが標準ですが、
9mとなると、更に難しく、
尚選手とまりの選手は、これに苦戦しています。
私は励まし、待つ事以外にできる事はありません…


さて、
合宿中の食事です。
先ずは、サラダバーとスープです。
手前の揚げ玉はスープへ投入します。
尚選手はオーストリアのコンソメスープが、「お気に入り」ではない模様…

私は到底駄目ですが、子供達は、「赤い色のついたジュース」
が、好きなようです。

これも私は苦手なのですが、
イタリアの隣国にして、イタリアと最もかけ離れたお料理が、
スパゲッティーです。
ソフト麺で、こしがなく、しかしながら子供達はこれが大好きらしいのです。

夜ごはんは、
サラダとスープの後に
肉やライスやポテトが一つの皿に入った料理です。
成長の為の栄養は、十分に採れる内容です。

さて、
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リリアンフェルトと共に・・・②

 

練習2日目、国立スキー専門中学リリアンフェルト校での短期留学が始まりました。
今回は、シュピンカ先生が内臓破裂で手術直後な為、不在。
マルティン先生のクラスに入りました。今年はみんな上手いです。



知沙樹選手は、滑りでは皆の注目の的であると同時に、
昨年の2か月の留学経験から、
「Chisaki-Chisaki-」と沢山の人から声をかけられ、
また、私にも意味不明な「お笑いキャラ」として定着しているらしく、
彼女が、こちらで居場所を作る為の、諸々の苦労が垣間見えて、
既に、私が考えるよりも、大きな経験を積んでいるのだと、感心しました。



尚選手は、ほとんどSLの経験がなかったらしいのですが、
グラススキーで散々やったので、非常にスムースに、導入していました。
今季のDLWH48mmエレメントは、本当にスキーの滑走感覚がそっくりで、
私も、例年以上に違和感を感じなかったのですが、
他のトレーニー達も、不要に、シーズン最初の混みあったゲレンデでトレーニングをする必要もなく、
グラススキーのトレーニングを有効に活用しています。
今こそ声を大にして言う事ができるかもしれません。

「グラススキーはスキーのトレーニングとして最適です。」

と・・・



とても上手になりました。
こちらでは、「Chisakiの妹」ってことで有名になってしまいました。
まりのの「の」が男性名詞の語尾なので、
海外では「まりな」か「まりあ」「まりか」「まりさ」・・・
等と女性名詞の語尾に、変えてみるのも良いかもしれません。



そして、本日のベストショットはこちら・・・
スキーのたわみ具合、とても良いスキーである事が、改めて解ります。
レンズが良いので、修正なしでこの明るさですが、
現在日陰にしか雪がなく、1日中日陰に居て、「気分が悪い」のです。

また、滑りの動画は私のフェイスブックのページ
に載せております。
現在の所、
フリーの大回り、小回り、
そしてショートゲートのSL ロングゲートのSLです。
フェイスブックは、もしかしたら登録が必要かもしれません。
その際には簡単に登録を済ませてご利用ください。
私は、登録なしでも見れる設定にしてありますが、
「飛鳥井匠哉」で検索、
「ウォール」をクリックして、掲示内容をご確認ください。

第2回OKADA RISHU CUP出場者募集中!!
http://www.skinet.co.jp/dlh/

フェイスブックページも始めました!!
http://www.facebook.com/pages/%E7%AC%AC2%E5%9B%9E-OKADA-RISHU-CUP/283999524964248


リリアンフェルトと共に…①


 DLWHシーズンインキャンプ。
練習1日目は、ヨセフファミリーに助けていただきました。
私の人生の登場人物では、最もスキーを愛する家族です。
元々の家族はもちろん、
4人の息子たちのそれぞれのお嫁さんもスキーヤー、3歳の子供もスキーヤーです。
そして私のとなりのヨセフは、オーストリアのナショナルチームの経験もしました。

オーストリアは、残念ながら、記録的な雪不足で、一般オープンをしている氷河でないスキー場は、ここだけですが、
ザルツブルグから少し遠いという理由で、週末にもかかわらず、ガラガラにすいていました。
左下の一番短いリフトでも、途中3回は休憩しないと降りられないくらい大きなスキー場です。
ライターアルムは、レーサーのゲート練習で貸し切りの営業のみ。
キッツシュタインホルンは、1日に11,000人の入場で混んでいるという事です。
お陰様で本格的なスピード練習をする事ができました。

尚選手は、エースになりそうです。

まりの選手はグラススキーでの前傾練習が生きて、足首が使えるようになりました。
今回は2.8の200mmを持ち歩いているので、良い写真も撮れます。
とても重いですが…

知沙樹選手は言う事ありません。

オーストリア風の朝ごはんは、丸いフランスパンに、
ハムとチーズとジャムを挟み放題挟んで食べます。
パワーがつきます。
尚選手も軽く2つ食べていました。

昼ごはんはまずは定番のフランクフルト。
とりあえず、元気でやらせていただいております。

ヨセフファミリーは家族でスキーチームが作れます。

いよいよオーストリアへ…岡田利修カップ…


 本日よりオーストリア国立スキー専門中学校への留学ツアーです。
生徒達が、ここで得た多くの経験を、この後の人生に活かしていただければ幸いです。
私は、こちらで最新の上達方法や、スキーテクニックを持ち帰り、帰国後日本で、
それらが伝えられるように、がんばりたいと思います。


今回注目の、
前田まりの選手、
お姉さんはおなじみの知沙樹選手ですが、
お姉さん同様、今後、この学校への特待生として、面倒を見てもらえるように、
今回、教官に目をつけてもらう事が私の目標です。
お姉さんは今回も、本隊の帰国よりも2週間延長し、
特待生として、学校と共に行動し、ステップアップを目指します。


この画像は、ドルフマイスターミハエラ選手、
トリノオリンピックで金メダルを2つ取った、この学校出身の偉大な選手です。
この学校の名前も、
「シー、ハープトシューレ、リリアンフェルト」
から
「ミッヒドルフマイスター、シー、ハープトシューレ、リリアンフェルト」
に変わりました。
知沙樹選手は、
日本での中学生としての活動と共に、
スキー発祥の地「リリアンフェルト」で
「リリアンフェルトスキークラブ」にID登録して、活動に挑戦します。
今回は、
英語もだいぶ覚えたし、
きっと更なる経験を持ち帰ってくれることでしょう。

skinet様より、岡田利修カップスペシャルページを作っていただきました。
とてもかっこ良いので、既にエントリー済の方も今一度ご覧になってみてください。

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