ドメニック選手のお話
彼が日本にいる間、毎日彼と過ごしました。
かなりきちんとしていて、仕事も速い
スゴイ人だと思いました。
また、来日中たくさんの話もしました
私は正しい英語は話せず、レベル的にも中学1年生レベルくらいの英語しか話せないので、
理解できない事もあるし、自分の中でミスアンダースタンドな部分も多くあります。
でもこういった場面や、自分が外国へ行った時は、
出来るだけ 外国人と過ごす時間を多く取るように心掛けています。
一緒に食事に行く
買い物に行く
観光に行く
誘われたら喜んで行きます
会話にならない時もありますが、そこから学ぶことは多く、
いくつになっても大切な事を忘れないでいれる場所だからです。
今回は彼も話好きで色々な話をしてくれたので、その内のひとつ、
とても共感させられた話を書きたいと思います。
大会で結果が出せる選手となかなか出せない選手。。。
私は世界選手権やワールドカップファイナル、
いつもここ一番
一番大事なレースで勝てたことがありません。
道具もサポート状況もいつも完璧でした
問題は全て私自身。
情けなくて、申し訳のない気持ちに押しつぶされそうだった記憶が沢山あります。
ドメニック選手は
「大会だからと言って、自分の120パーセントの力を出そうとするのではなく、いつも通り行けば良い。それで十分なんだよ、これはレースだから。」
実際に彼は斑尾のスタートで
「自分は普通に滑ってただゴールするだけ」
そう言っていました。
勿論、攻めたり守ったりレースには駆け引きがありますが、
彼が話していたことも一理あるなぁとも感じました。
常に冷静であれ
そうすれば勝利は訪れる・・・
と言われた気がしました。
ありがとう、ドメニック
新谷 起世のブログ