どうしても手にしたかった世界選手権の金メダル
やっとやっと手にすることが出来ました。
皆様ありがとうございました。
私をメダリストに育てて下さった飛鳥井コーチありがとうございました。
大会中、朝早くから夜遅くまでサポートして下さった後藤さん、山本さんありがとうございました。
どんなお天気の中でも私たちの滑りを撮影しユーストリームでの放送を担当して下さった安川さんありがとうございました。
現場でサポートして下さった前田さん、斎木さんありがとうございました。
わざわざ宮城まで応援に来て下さった吉澤さん、海野さん、柿木さん、藤倉さん、あやさん、佐々木さんありがとうございました。
応援席から応援して下さった皆様ありがとございました。
日本チームの選手のみなさん、コーチ陣の皆様ありがとうござました。
大好きなグラススキーをめちゃくちゃ楽しんで、
夢だった金メダルをとることができて、皆様の前でとることができて、
本当に幸せな数日間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。
今季は勿論この世界選手権を一番に考えて過ごしてきました。
私は絶対に金メダルをとらなくてはいけないとずっと思いながら過ごしてきました。
それはプレッシャーとかそういうのではなくて、それができる活動をさせて頂いていたし、過去に何度も失敗して成長していなければいけなかったし、
ある意味
自分で自分に対し、偉そうですが、
「金メダルをとって当たり前」
という気持ちでいました。
しかし、過去に何度も失敗していますし、
金メダルが簡単なものではないということもきちんと分かっていました。
私の世界選手権の最初のメダルは世界選手権2回目の挑戦だった2007年、チェコのオルシュニッチェのSL
銀メダルです。
それ以降2009年・2011年と世界選手権に出場しましたが金メダルを獲得することはできませんでした。
同じ失敗を繰り返さないように今年気を付けていたことは、
金メダルへの強いこだわりは持ちながらも、それに気持ちを入れすぎないこと。
そして常に負けた時の自分も想定しておくことでした。
シーズンを通して有難いことに忙しい日々を過ごさせて頂いておりました。
気持ちに焦りがなかったわけではありません。
しかしいつも冷静でいるように心がけていました。
仕事をしながら取り組むのは当たり前のことですし、それができないのであればその程度の想いしかないということだと思っていました。
大会が近付くにつれ、出来ることはできるかぎり全てやったつもりです。
練習も仕事も、レース前に体重が落ちてしまった時もとにかく食べて、食べて、ベストな状態を目指しました。
結果
スーパーG 2位
スーパーコンビ 優勝
GSL 優勝
SL 失格
という結果でした。
最終日のSLも出来ることなら勝ちたかった。
でもやっぱりそれはそんなに甘くないと言うことなんだと思います。
そしてきっとこれには意味があるのだと思います。
というかそう思いたいのです。
FISグラススキー世界選手権2013
グラススキーヤー新谷起世を応援して下さった皆様、本当にありがとうござました!!!!!
シーズンはまだ続きますのでどうぞ引き続き宜しくお願い致します
新谷 起世のブログ