週末は斑尾高原にて世界ジュニア選手権とチルドレン選考タイムレースを行わせて頂きました。
世界ジュニア選手権には今年、細田光希選手が挑戦します。
今期は様々な社会情勢とまた大会開催時期の問題で航空券の高騰が重なり、細田選手は一人でドイツに行き、大会に挑戦します。
応援宜しくお願い致します。
現地では、以前より飛鳥井コーチの友人で、
冬のアルペンスキーで細田選手自身も指導を受けたことのある、ペーター・シュタインコーチにコーチを依頼しました。
ペーターはとても親身に対応してくれていて、大会前に練習の機会も作ってくれました。
後は光希本人がどうするか。どう頑張るか。
だと思います。
英語の勉強もグラススキーの練習も、どれも必死にやってそれでも足りない。
そんな状況だと思います。
英語の勉強については出来た方が断然いいですが、今から勉強して8月に喋れるようになるものでもないので大事なのは、とにかく大きな声で話す。
ということです。
私も英語をきちんと話せないよ状態でよくヨーロッパのレースに行かせてもらったし、一人でチェコチームやイタリアチームに混ぜて貰ってレースにも行きました。
回りは、私がきちんと英語喋れるなんて思ってないから、
とにかく相手に聞こえる声で知ってる単語で喋れば、相手が理解しようとしてくれるし、
意外となんとかなるのものです。
でも声が小さかったら、何を言っているか、言いたいのかも分からないから、コミュニケーションそのものが難しくなります。
私がヨーロッパ競技生活で大事だと感じたことは2つ。
大きな声でしゃべること。と、
なんでも美味しい!っと言ってたくさん食べる事。
この2つです
最初に1人でヨーロッパに行ったときは飛行機の中で、
『コカ・コーラ プリーズ』
って言ったんだけど、多分声が小さくて聞こえなかったのか、オレンジジュースが出てきました😭
そんな経験も今では懐かしいですが、当時は悲しかったし、とても大変でした。
一人でチェコに行った時には、
当時女子選手が居なかったスイスチームにお願いして、レースで気をつけところや何かあったら教えてほしいとお願いしました。
教えて貰っても私の理解力がなくて、半分は分からなかったけど、でもそれでもレースに挑戦してゴールして、沢山の素晴らしい経験をしてきました。
簡単ではないですが、光希にとってこの挑戦は必ず人生の中で素晴らしい経験となるので頑張ってほしいと思います。
そして、チルドレン遠征の指定選手の選考も今回行わせて頂きました。
こちらについては、今後しっかりと練習の仕方、習い方、そんなところを改善して、人間として周りの方から応援してもらえる選手育成に努めたいと思いました。
強化指定選手の皆さん、
また今度宮崎遠征に行く皆さん、皆さんはグラススキー連盟の代表選手として各地に行くので、
行った先で、歓迎してもらえて、しっかりと練習環境を用意して頂けて、そして、それは決して当たり前のことではないことを知って、感謝して、頑張って頂きたいと思います。
遠征でお世話になる法華嶽の皆様、この度はどうぞ宜しくお願い致します。