大会

☆FISグラススキー世界選手権 若い選手達☆

日本での開催だった世界選手権なので日本チームは沢山の選手が出場できました

特に中学生・高校生が多かったですが、

彼らはこの大会を通して何を感じ、何を学んだのでしょうか


私の初めての世界選手権は2005年のFISグラススキー世界ジュニア選手権。
チェコのノベメストという場所でした

全てが初めてで、何もかもが感動的でした 

私は20歳で世界ジュニア最後の年でした
でも英語なんて全然しゃべれなくて、かなりむなしかったです

最初で最後の世界ジュニアは世界の壁を感じました・・・・・


でもめちゃくちゃ楽しかったのです



そのシーズンは初めて飛鳥井コーチの週末グラススキー教室にお世話になり練習をさせて頂きいて世界ジュニアに備えました。

そのお蔭で、私はSLで3位になれてメダルをとることが出来ました
当時はスーパーコンビではなく、コンビという種目があって、
それはスーパーGの成績とスラロームの成績の総合だったのでコンビでも3位でした

この銅メダルが私の人生を変えました

いつか金メダルをとりたいと思ってしまったのです


今回の日本での世界選手権では皆にチャンスがあって
それをどう生かすかは選手次第だったと思います。

それぞれの選手の中にそれぞれに感じる事があって、
今回参加した選手の中で少しでも夢を持ってくれた選手がいてくれたらとても嬉しく思います 

☆第28回全日本テクニカル選手権☆

日曜日はテクニカル選手権でした

土砂降りでしたが選手の皆様、役員の皆様お疲れ様でした

ありがとうございました
私はロング系の種目で不安を持ったまま大会を迎えてしまいした・・・
しかし、大会は大会なのでスタートしたら思い切って滑らせて頂きました

会場が昨年の斑尾高原からサンパーク都留に変わり、
成績の点数が平均10点下がっていました・・・・

もう少し夢のある、みんなが出たい
と思える大会だったら良かったのかなぁとも思いました

来年は私ももっと練習して参加したいと思います
また各クラブの皆様にも是非一緒に参加して頂けたらと思っています
皆様どうぞ宜しくお願いします


とは言いましても、
とても楽しい大会でした

今後ともがんばります
 

☆FISグラススキー世界選手権 SL☆

大会最終日SL。


目指すは優勝のみ。

絶対にSLの金メダルが欲しかったのです。
2007
年、世界選手権初メダルがSL。銀メダル。

2009年、1本目2位からの2本目。上位45名の選手が全員失敗するという波乱のレース。私も転倒した。

2011年、女子SL1本目。全員の選手が失敗するという有り得ないレース展開となり、私も転倒。

 

SLの金メダルを目指して6年目の今年。

どうしても手にしたかった。

 

でもやっぱり人生はそんなに甘くなかった・・・・・・

 

 

 

 

今日もラッキーな1番スタート。

でも何が原因だったか忘れてしまいましたが、スタートに上がるのが遅くなってしまい全然時間に余裕がありませんでした。

 

いろいろ考える時間もなくすぐにスタートでした。

1番スタートだったので自分らしく周りを気にせず滑りました。

ちょっとラインを作りすぎてしまって、結果的には余裕のある滑りだったと思います。

1本目1位ではないかもしれない。

そう思いましたが、かろうじて1位でした。

 

2位が誰で、何秒離れているとか、そんなことは全く気になりませんでした。

後から見てみたらほとんど差もなくて、やっぱり1本目が遅かったんだと思いました。

 

2本目、スタート直後に少しきつめのバナナで、「上から行く」と言うことが不十分で遅れてしまった。

失速してしまい少し焦ってしまったが、気持ちは冷静でした。

 

中盤から上手くリズムが取れるようになり、調子が上がってきた。

最後のヘアピンが狭いことは分かっていたのですが、ヘアピンのダブルゲートを叩く時にはもう次のゲートを見ていました。

 

しかしそれが不運な失敗を招くことになった・・・・


 

捨てポールも狭い所に立っていて、ゴールに向けて真っ直ぐなラインどりで狙った私はダブルゲートを逆手したその腕を捨てポールに引っかけてしまいバランスを大きく崩してしまいました・・・・


 

一瞬何が起こったのが分からなくて、頭の中が真っ白になりました。


 

バランスを崩して、その瞬間頭が真っ白になってしまったので粘ることが出来ず次のゲートに入ることが出来ませんでした。


 

バランスを崩したままゴールラインを切ってしまいました。

 

あまりにもあっけなくて、ゴール直後はだたただ茫然としてしまい、涙も出ませんでした。




 

私ってどうしてこう一番大事な時にダメなんだろう・・・

またそう思いました。

もう何年も同じ。



でもこれがスポーツ。
私が選んできた道でした。


 

SLの金メダルを目指して6年。

ヨーロッパ遠征を初めて7年。

今年もダメでした・・・


 

2年、まだ頑張るのか、頑張れるのか、今は正直分かりません。


 

沢山の方に応援して頂いたのに期待に応えられず申し訳ございませんでした。


 

全ての競技が終了し、最後の悔しさもあったり、大会が終わった感動で最後は涙が止まりませんでした。


 

SLは勝てなかったけど、でもここまでやってきて良かった。

頑張ってきて良かった。

諦めなくてはいけないこともあった、辛いこともあった、周りの友達と同じなんて無理だった。

でもグラススキーを選んできて、夢を諦めないできて良かったと心から思いました。

 

とっても幸せでした





Ustreamでレース全部見られます
http://www.ustream.tv/channel/fis-grassski-worldchampionships2013


☆FISグラススキー世界選手権 GSL☆

大会3日目はGSL

 

昨日の夕方に立てられた朝のアップゲートが余りにも細かくて、ビビってしまった私はいつも使っているスキーよりワンサイズ短いグラススキーも実は用意していました・・・

 

朝のアップゲート、あまり練習で経験のない細か真っ直ぐなゲートセットでした。

案の定1本目はどんどん速くなっていくリズムに合わせられなくて最後の方でアウト・・・2本目は取りあえず無難にいきました。

 

大会中には選手やコーチ、セッターの様々な心理戦が行われていると思います。

そしてそれらの情報をいかにGETするか・・・勝敗を大きく左右します・・・

 

この日は飛鳥井コーチがレースには出場せず、サポートをして下さっていました。

朝のアップの時間に今日の2本目のセッター、イタリアのアキーレの情報が入りました。

 

「朝のアップゲートのようなインターバルの狭いセットは立たない。」

「短いスキーを使う選択肢はない。」

「本番は23m、24m、それ以上になる。」

 

安心しました。

特別に何かをする必要が無くなったからです。

 

GSL1本目は七ヶ宿スキー場の村上智明君のセットでした。

思いのほかセットは降ってあって、

GSL2本あるし1本目は確実に行こう・・・・」

というのが作戦でした・・・・

 

1番スタートでイタリアのイラリアがスタート。

彼女はGSLの上手な選手です。結構普通に行っていましたがゴール前がかなりキツそうでギリギリな感じでした。

 

飛鳥井コーチが

「イラリア行った。でもギリギリ。ゴール前は難しい。」

そう言ってくれました。

 

イラリアでギリギリなら彼女より2サイズ長いグラススキーを使っている私はノーチャンス。そう思いました。

頭の中は完全にミスなく滑るモードになりました。

 

スタート直前、飛鳥井コーチからの指示は70%。

スタートの時は気持ちが高ぶっていて思い切ってスタートしましたが2旗門目でふ。と思い出した70%・・・そうだ70%で良いんだ。

 

気持ちを切り替えてラインを重視して滑りました。

かなり上から行って、それでも丁度いいくらいでした。

 

1本目が終わってみると、

一応1本目ラップでした。

でも001秒差でドイツのアンナレーナ。

002秒差でイタリアのイラリア。

接戦です。

 

勝負は全て2本目。。。。

 

2本目はイタリアのアキーレのセット。

情報通り朝のセットとは全く違って滑りやすそうなセットが立ちました。

コース終盤にヘアピンゲートがあったのでそこの入り口だけ気をつけて後は真っ直ぐ行こうと決めました。

 

2本目は実の所かなり不安でした。

それはアンナレーナもイラリアも若手ではなく経験のある実力者で世界選手権のGSLや世界ジュニア選手権のGSLで優勝経験があり、

更にイラリアは昨シーズンのワールドカップシリーズチャンピオン。

アンナレーナは3年前のワールドカップシリーズチャンピオン。

 

とにかく実力のある強い選手なのです。

 

2人とも金メダルをとりにくる

 

私は2人の滑りを見ていませんでした。

とにかくフルでいく!!!!

スタート直前飛鳥井コーチから

「ゴール前問題ない。」

との指示。

 

苦手だけど出来る限り真っ直ぐ滑りました。

余りにもセットが真っ直ぐで、実は気を付けるべきヘアピンの場所が分からなくて気づいたらそこに来てて、ラインを作らず入ってしまいその後のオープンゲートで足とられてしまったのですが、強引にもっていきました。

ゴール前ちょっとキツかったけど、もう

「絶対勝ちたい」って気持ちだけで強引にいきました。

 

2つ目の金メダル。

今日はもう泣かないって決めていました。

2つ目の金メダルはここでの私の存在を作ってくれました

 

 

全然知らない地元のおばあちゃんや、子供たちにも

おめでとうと声をかけて頂き、サインをさせて頂いたりとても嬉しかったです。

 

飛鳥井コーチありがとうございました。

 

大会が終わってユーストリームでレースを見ると、

イラリアもアンナレーナも完ぺきでした。

私は私のスキーに勝たせてもらったのだと思いました。

長いスキーでも操作が簡単な3Dロッカーグラススキーは最強でした

 

実はこの日、もう一つ心から嬉しいことがありました。

ヤンの優勝です

昨年の秋に膝の手術をして、今季は調子が悪くどのレースでも1回も勝ったことが無かったのです。

1本目2位からの逆転優勝。

泣けました。

 

世界選手権で、ヤンと一緒に勝つことができた。

夢みたいなことでした

飛鳥井コーチやシュピンカ先生にちょっとは恩返しが出来た気がしました。

 

☆FISグラススキー世界選手権 スーパーコンビ☆

自分的記録を残しておくために書いています



大会
2
日目はスーパーコンビでした。
昨日は銀メダル・・・・

勿論金メダルを狙っていました。

スーパーコンビという種目は2本目のSLが大きく結果に影響します。
2
本目が全てと言っても過言ではありません。

この日の私の作戦は2本目での逆転勝ち。
でした。

しかし、コースの難易度が低いため
スーパーGで離され過ぎると逆転が難しいという現実がありました。

この日の最大のライバルはやはり昨日優勝のバーバラ。

1
本目、バーバラが先にスタート。
私は3番スタート。

私は基本的には周りの選手の滑りを見ることはあまりないので、この日も前の2人がどうやって滑ったのかは見ていませんでした。

私はスーパーGを特に大きな失敗をせずゴール

タイムはバーバラから0.4秒遅れ・・・

掲示板を見た時には
0.4  いける」

と思いました。

後はSLのスタートまでどう過ごすか。

でも後から聞いた話ですが、飛鳥井コーチは04秒だとギリギリ・・・・
マズイかも
と思っていたようです


SLのトレーニングでは目を伺うようなセットが立ちました。
インターバルが狭く、ふり幅も少ない、
細か真っ直ぐなセットでした。

ここまでスーパーG 2本で、ここにきてSLなので、このアップゲートでスキーの操作の方法をいっきに変える必要がありました。

結果的にですが、目を疑うようだった細か真っ直ぐのアップゲートは、
私にとって非常に良い練習になりました。

2本のアップで体は動いたし、調子は良かったと思います。


そして迎えた2本目。
飛鳥井コーチからの支持はフルアタック。
私もそう思っていました。

私がフルで行って、バーバラにプレッシャーをかけます。
私はフルで滑りました。
これでダメだったらもうしょうがない・・・・

大きなミスなくゴール。

 

後は1本目1位のバーバラを待ちます。

バーバラはコース終盤過ぎで大きく失敗、

 

 

勝った!!!!!

 

人生で初めて世界選手権での金メダルをとった瞬間、

今まで味わったことのない感覚でした。

何て表現して良いのか分かりませんが、とにかく人生で一番うれしい瞬間でした。

 

この日のために今までグラススキーをやってきた。

この日が来て良かった。

 

そう思いました。

 

 

 

この日の夜、シュピンカ先生が電話をくれました。

「最初の金メダルが一番大事。あとはどうでもいい。」

なんて言っていて、その時は笑っていましたが今になってその言葉の意味が少し分かる気がしています。

 


何年も金メダルが取れなくて、やってもやってもダメで、

でも諦めきれなくて、

年甲斐もなく夢追いかけて、

沢山の人に迷惑かけて、お世話になって、

本当に私を支えてくれた方々に感謝です。

ありがとうございました


☆FISグラススキー世界選手権 スーパーG☆


大会が終わって2週間たちますが少し振り返ってみたいと思います。

レース初日、スーパーG。

お天気が悪くガスが下りてきてしまい、朝のトレーニングが30分遅れました。
30分待ってのトレーニングは女子のスタートが優先され、私は図々しく1番で滑らせてもらいました。

でもこの最初の1本は上手く滑れず改めてスタートにあがると 、飛鳥井コーチから衝撃のアドバイス

「今まで教えたことは全部忘れていいから思い切って滑れ」

と。。。。

こんなアドバイスは初めてでした。
あまりにも重い、このアドバイスには飛鳥井コーチの想いが詰まっていました。

2本目は私の前にオーストリアのジャクリンが滑ったので、真似して真っ直ぐ、
でもスキーの長さの違いを考えて滑ったら上手くいきました。

スーパーGは前日の公開ドローで1番スタートを引き当てていて、
スキーも今までより長いスキーで挑戦していたし、
過去にメダルも取っていて、私たちのスキーが速いことも証明されていて、
しかも沢山練習させて頂いていたので、
私は金メダルを狙っていました。

飛鳥井コーチは私にプレッシャーをかけないため(たぶん)
「初日は3位くらいでいいんじゃないか・・・」と言ってくれていましたが、私はそうは思ってませんでした。

4年前のオーストリア・レーテンバッハでの世界選手権では、
私のスタート直前で土砂降りの雨・・・・3位でした。
1位と2位の選手は雨の前に滑っていたので、こんなこともあるんだなと・・・・・思わされました。

2年前のスイス・ゴールディンゲン。
とても難しいコースで最初のバナナで大きくラインを落とされ、
その後ラインは戻せたものの2位。

今年は絶対勝ちたいと思っていました。


しかし、実は不安なこともありました。
七ヶ宿のゲレンデはスピードは速いのですが、やはりヨーロッパのゲレンデよりは簡単です。
そういった場合、どうしても体重の重い選手が有利です。

今の女子選手の中には大型の選手が2名いて、普通に勝負すると勝てる気がしません・・・
そこで今季は高円宮牌終了後から男子選手と同じ長さのスキーを使用することにしました。
また私自身もある程度の体重をキープしたまま練習をしてきました。
レース直前には気が付いたら体重が落ちていて、食べて食べて食べまくりました。

スタート直前、色々な思いが私の中でぐるぐるぐるぐるしていました。

「真っ直ぐ行く」

そう決めてスタートしました。

がしかしちょーっと真っ直ぐ行き過ぎて4旗門目でラインが落とされてしまい、
その後の切り替えで1回だけ微妙に体を浮かせてしまいました・・・・・

終わった・・・・・

ゴールして思いました。
失敗をした私が勝てるほど甘くはありません。

案の定後から来たバーバラに0・15負けました。

ラインが落とされても、ゆっくりじっくりガッツリ行くべきでした。
焦ってしまった。

また負けた・・・・
こんなにやってきたのにまたダメだった・・・

勿論周りの皆だって金メダルを目指して取り組んでいるので、
頑張っているのは私だけではありません。

でもやっぱり悔しくて、情けなくて・・・・


明日は絶対勝つ!!!



そんな1日でした。

続く




☆FIS グラススキー世界選手権2013in宮城県七ヶ宿スキー場☆

 どうしても手にしたかった世界選手権の金メダル

やっとやっと手にすることが出来ました。



皆様ありがとうございました。
私をメダリストに育てて下さった飛鳥井コーチありがとうございました。
大会中、朝早くから夜遅くまでサポートして下さった後藤さん、山本さんありがとうございました。
どんなお天気の中でも私たちの滑りを撮影しユーストリームでの放送を担当して下さった安川さんありがとうございました。
現場でサポートして下さった前田さん、斎木さんありがとうございました。
わざわざ宮城まで応援に来て下さった吉澤さん、海野さん、柿木さん、藤倉さん、あやさん、佐々木さんありがとうございました。
応援席から応援して下さった皆様ありがとございました。

日本チームの選手のみなさん、コーチ陣の皆様ありがとうござました。

大好きなグラススキーをめちゃくちゃ楽しんで、
夢だった金メダルをとることができて、皆様の前でとることができて、
本当に幸せな数日間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。



今季は勿論この世界選手権を一番に考えて過ごしてきました。
私は絶対に金メダルをとらなくてはいけないとずっと思いながら過ごしてきました。
それはプレッシャーとかそういうのではなくて、それができる活動をさせて頂いていたし、過去に何度も失敗して成長していなければいけなかったし、
ある意味
自分で自分に対し、偉そうですが、
「金メダルをとって当たり前」
という気持ちでいました。

しかし、過去に何度も失敗していますし、
金メダルが簡単なものではないということもきちんと分かっていました。

私の世界選手権の最初のメダルは世界選手権2回目の挑戦だった2007年、チェコのオルシュニッチェのSL
銀メダルです。
それ以降2009年・2011年と世界選手権に出場しましたが金メダルを獲得することはできませんでした。

同じ失敗を繰り返さないように今年気を付けていたことは、
金メダルへの強いこだわりは持ちながらも、それに気持ちを入れすぎないこと。
そして常に負けた時の自分も想定しておくことでした。

シーズンを通して有難いことに忙しい日々を過ごさせて頂いておりました。
気持ちに焦りがなかったわけではありません。
しかしいつも冷静でいるように心がけていました。

仕事をしながら取り組むのは当たり前のことですし、それができないのであればその程度の想いしかないということだと思っていました。

大会が近付くにつれ、出来ることはできるかぎり全てやったつもりです。
練習も仕事も、レース前に体重が落ちてしまった時もとにかく食べて、食べて、ベストな状態を目指しました。

結果
スーパーG 2位
スーパーコンビ 優勝
GSL 優勝
SL 失格

という結果でした。
最終日のSLも出来ることなら勝ちたかった。

でもやっぱりそれはそんなに甘くないと言うことなんだと思います。

そしてきっとこれには意味があるのだと思います。
というかそう思いたいのです。

FISグラススキー世界選手権2013
グラススキーヤー新谷起世を応援して下さった皆様、本当にありがとうござました!!!!!

シーズンはまだ続きますのでどうぞ引き続き宜しくお願い致します

2週末で6レース!!!!

7月10日よりFISグラススキーワールドカップ レバノン大会へ行って参りました。

SL2戦・GSL1戦を戦ってきました。

結果は2勝1out……

GSLとSL2戦目で優勝することが出来ましたが、初日のSL1戦目では転倒してしまい結果を残すことが出来ませんでした。


1本目は1位のタイムでしたが今季初レースと言うこともあり2本目のスタート前はめちゃくちゃ緊張してしまいスタートから思うように動けず、ゴール直前で転倒という何ともあっけない。。。情けない1本となってしまいました

2日目、3日目は優勝はできましたがとても滑りにくい印象しか残っていない難しいゲレンデでした。


1年ぶりのワールドカップ
やっぱり、めちゃくちゃ楽しかったです

現地でサポートしていただいた飛鳥井コーチと私たちがいない間グラススキー教室をサポートしてくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです
どうもありがとうございました




9月の世界選手権へ向けて新しい目標が見つかりました。



そしてそして、その会場である七ヶ宿スキー場で先週末に高円宮牌グラススキージャパンオープンが開催されました

今回もFISレース
スーパーG・GSL・SLの3レースでした。

実は帰国直後で帰国後、大会までの2日間も忙しくて体はヘロヘロ状態でした
体が重く、レバノン大会の時の様には動けなくてとても焦りました・・・・

しかし、イタリアから来ている選手達も状況は同じ、いや、私よりも断然大変なはずと思い、気合で何とか乗り切りました

結果は3連勝させて頂けたのですが滑りの内容はスーパーG以外は酷いものでした
大きな失敗はするし、体は引けまくっていました・・・

ここで取りあえずひと段落です
世界選手権までまだ時間があるので、今の調子を一度落として、本番へ向けてまた上げていくように調整していきたいと思います。

みなさま、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。


 

☆第29回全日本グラススキー選手権 FIS公認☆

6月29.30日に斑尾高原にて全日本選手権が開催されました。
選手の皆様、保護者の皆様、役員の皆様お疲れ様でした。 



私は役員として、セッターと前走を務めさせて頂きました。
セッターは正直・・・・・今回も大変でした・・・・・
FISレースだということと、それでも完走率をあげるというところでとても難しかったです。

結果的にスタートが一番上だったFISクラスの男子選手の中には転倒、コースアウトしてしまう選手が数名いて申し訳のない気持ちになりました。

しかしそのような中でもしっかり滑りきって下さった選手の皆様ありがとうございました。

今回のこの大会は世界ジュニア選手権の代表選手をきめる選考レースでしたが、それと同時に9月に行われる世界選手権の選考にも関係のある大事な大会でした。

私は特にベテラン選手の頑張りが印象的でした
見習いたいと思います。
そして今の若い選手達にも学んでほしいと思いました



FIS男子1日目結果



FIS男子2日目結果


そしてこの大会終了後8月にオーストリアで行われる世界ジュニア選手権の日本代表選手たちが決定しました



様々な思いでこの大会に挑戦したと思いますが、まだここはただの始まりに過ぎないと思います。
「勝って奢らず負けて腐らず」
もっともっと前へ進んでほしいと思います

他のカテゴリーの皆も頑張りました






チームには30日より新しい台湾にメンバーが合流しています。
皆様引き続きどうぞ宜しく願い致します。