Jan NEMEC(CZE)が引退をしました
Janは私達がまだ世界で全然通用しない時から私達にとても優しくしてくれて、
ヨーロッパでのレースの時はいつも助けてもらい、
最高の友達でした
日本にも何度も来ているし、
日本での人気もとても高い選手でした
私にとってはJanがいるのが当たり前で、これから先もずっと一緒だと思っていました
でもJanは39歳で沢山怪我もしていて、
身体は限界だったと思います
Janは最終日の最後の1本が終わるまで、
引退すると私達には言いませんでした
競技終了後その話を聞いて、
泣きまくっている私達に
「心配するな。これからも今までと同じように君達を助けるから。」
と言っていました
世界選手権優勝、14回
ワールドカップ74勝
FISレース優勝、数えきれないくらい
私達のスーパーヒーロー
ヤン・ネメック選手
今まで本当にありがとう
そしてイタリアチームの
Faust CERENTIN選手
自分ホームのゲレンデで、自分の家族によって開催されて世界選手権で、
最終日に金メダルを獲得し、引退しました
それだけを聞くとただ感動的なだけなのですが、
Faustは42歳。
20年以上世界選手権に出場し続け、初めての優勝でした
いつも数名の優勝候補がチーム内に居て、
きっと何度も辛い思いをしてきたと思います
最後まで続けることの素晴らしさを知りました
優勝が決まった時の会場の盛り上がり、
表彰式の会場(室内)の張り裂けんばかりの歓声
そこにいる全員が彼の優勝を喜んでいました
2人の偉大なグラススキーヤーが引退しました
2人ようなグラススキーヤーを目指したいと思います
大会最終日の夜は皆でパーティーでした
成績が良かった人も、悪かった人も、どんな人もフラットになれる
イタリアらしい陽気なパーティーでした